このタイトルも後付けなんだけど、こんな話を演劇仲間としたなぁと思い出したのがキッカケです。
「ZOOMの演劇配信は、そもそもZOOMが演劇用じゃないから工夫はできてもやれる事に限界がある」と言う一言。
そういえばそうだったなあ、あれ会議用ツールだもんね。なんてその時はそれで話は聞いてたのだけど
その場合、解決策として考えたのは、例えば公演のチケット管理、販売等をネットで出来るカルテットオンラインみたいな
登録無料で必要な機能は備えてある演劇配信に特化したソフトなりアプリを開発する事
そしてそれらを要望する声が、そろそろ表面化してくる気がするなあと、コンビニにご飯を買いに行く途中で思ったのです
それに併せて多分今、起きてるのかなと思ったのは小劇場を中心に活動してる劇団の、配信機材への投資が今より活発になっているのでは
ただこれ最低限、スマホ一つで出来ちゃうからもう投資終わってる所もあるんじゃないかなとも汗
そして配信で思い出したのは、今年のトピック?エポック?になったんじゃないかと思ったのは
・10万枚チケット販売したサザンのライブ配信
・9万人集めたアイマスのキャラ、星井美希のショールームでの配信
・YouTubeライブで24万人同時接続があったすとぷりの無観客ライブ
(余談だけど、テレビの視聴率て概念も今より形骸化して、同時接続人数、視聴時間、視聴回数とかの方にバロメーター化がもっと進むと思う、数十年後に「パパ、しちょーりつって何?」と聞かれる時代も来るんじゃないかと)
利害が関係してる(妄想)からか、ブレーンが関心が無いあるいはついていけない等(これも妄想)からテレビやラジオではあんまり取り上げられないけれど
これ、とんでもない事が起きてたって後々分かるんじゃないかなって「功績」として話題になると思う
挙げた例は厳密には演劇じゃないんだけど、今年からこれを機に、これらが演劇にも影響を受けて、新しい観劇スタイルの礎になるんじゃなかろうか
そしてネットの世界になると、全世界対象に配信できる。とは昔から言われてるし、より身近になってきているんだと実感する
何よりYouTuberと言われてる人々が先陣を切っている、個人でやれてしまうのだからチームになればもっと色々できる、と言うかもう出来てしまっている
ならそのノウハウや実績も考慮して、小劇場メインの劇団も配信環境(設備、言語など)を充実させればリアルで客席も埋まって、配信で世界中からファンができるって可能性もあって
「この間出た舞台、キャパ60席で配信は5,000人観てくれたんだ」みたいな話がそこかしこで聞こえてくる世の中になるんじゃないか
だが、アナログ派がまあまあいる小劇団界隈は、果たしてどこまで手を出すのか出せるのか
ああ、どこかでその動きに一枚噛みたいな
話が飛躍しちゃったけど、配信はチケット販売システムと併せてきちんと整備出来れば活動のための収入源になるはず
演劇で持続的に活動して行きたいなら、もちろん失敗もあるだろうけど、配信も取り入れて行った方が良い
今は黎明期でみんな試行錯誤してるけど、近い将来、表現を発表する場に配信と言うツールは、良い作用として働くと思う